こんにちは!上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。
今日は、生徒たちからリクエストされた課題をもとに作成したお手本をご紹介します。どちらも推しや好きな作品に関連する言葉で、個性が光る題材です。課題の面白さと、それを練習に取り入れる良さをお伝えしたいと思います!
生徒のリクエストに応えて!個性が光るお習字のお手本

「怪盗キッド」:(5年生女子からのリクエスト)カタカナと漢字の組み合わせが練習に最適
キャラクター名を題材にすることで、リクエストした生徒も集中して楽しく書いてくれると思います。自分の推しの名前を選んだのが魅力的というだけでなく、漢字とカタカナが組み合わさった言葉で練習にとても適した題材です。それぞれ異なるポイントを意識しながら練習できます。
お手本ポイント:
- 「怪」の「忄」(りっしんべん)の書き順
- 点が先、縦線が3画目です。
- 順番を守ることで文字のバランスが整います。
- 縦線の真ん中は太くならないように書きましょう。
- 「キッド」の「ツ」
- カタカナの「ツ」は小さく書きすぎると語句全体のバランスが整いにくいので、文字全体の6・7割程度の大きさを意識するといいでしょう。
- 下敷きの枠を意識しすぎて、「ツ」だけ孤立しないようにね。
- カタカナ
- 大体のカタカナは線の太さを均一に、強弱をつけすぎないように書くときれいに見えます。(「ド」の2画目は終筆に向かうほどやや強く)
- 始筆(筆の入り方)は漢字を書く時と同じく斜めに、丁寧に筆を入れましょう。
「らんま1/2」:(5年生女子からのリクエスト)ひらがなと数字の組み合わせが練習できる!
好きなアニメのタイトルを題材にすることで、生徒が自分の好きなものを表現できる楽しさを感じながら取り組めます。この課題は、ひらがなと数字が組み合わさっており、それぞれ異なる書き方を意識する練習に最適です。
お手本ポイント:
- 「らんま」のひらがな
- 柔らかな曲線を意識することで、ひらがなの特性を活かした文字が書けます。
- 特に「ら」の始筆はスッと斜めに入れると、滑らかな線になります。
- 「1/2」の数字とスラッシュ
- 数字の「1」と「2」はそれぞれ線の太さを均一に保つと整った印象に。
- 「2」は上下幅が揃うように書くと安定感が出ます。
- スラッシュは小さくなりすぎないよう、少し角度をつけて長めに書くと全体のバランスが良くなります。
- ひらがなと数字のバランス
- ひらがな部分の柔らかさと、数字部分の直線や曲線のコントラストを意識すると、全体が調和します。
レッスンがもっと楽しくなるお手本!
リクエスト課題は、生徒自身が「これを書いてみたい!」と思える題材を選ぶところから始まります。その子らしさが出て、お手本にその子の個性が光ります。
好きな言葉を書くことで自然と集中力が高まり、書くことへの興味も深まります。今回のように、自分の推しや好きな作品を題材にすることで、さらに楽しさが増している様子が見られました。
これからも生徒たちのリクエストに応えながら、楽しいお手本を紹介していきますので、お楽しみに!

こんにちは!ブログにお越しくださりありがとうございます。
埼玉県上尾市で「もじもじ」というお習字教室を運営しています。
「うちの子、もっときれいな字を書けたらいいのにな」
「子どもの時期に、習い事で自信をつけさせてあげたい」
――そんな親御さんの思いに寄り添いたい。これが、私がこの教室を始めた理由のひとつです。
実は私、中学校の教員として子どもに教えていた経験があります。
子どもたちの書写の授業に携わる中で、字を思うように書けるようになる楽しさや、学びを通じて得られる喜びをもっと深く多くの子どもに伝えたいと思うようになりました。
特別才能があるわけではない私が、社会人になってから本格的に書道を学び始め、2025年で教室は12年目を迎えます。
教室のロゴに描いた色とりどりの◯は、それぞれ違う色を持つ子どもたちの個性を表しています。
一見同じように見えても、よく見ると違う。それは、子どもたち一人ひとりが持つ「その子らしさ」と同じです。
通ってくれる子どもたちが、学ぶことを楽しみながら成長していける場にしたい。
そのために、その子のペースを大切に、丁寧に、わかりやすく教えることを心がける。
ーー「もじもじ」は、習字を通して一人ひとりが自信を持ち輝ける教室を目指しています。
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