今年も頑張ろう!令和7年度 埼玉県硬筆展覧会 もじもじ教室の取り組み

こんにちは。上尾市のお習字教室✏️もじもじのかどいです。

令和7年度(第63回)埼玉県硬筆展覧会の参考手本課題語句が、少し前に発表されましたね。
学校でも、これから練習に取り組む時期に入ってくる頃ではないでしょうか。
今日は、もじもじ教室での取り組みや、これからの流れについてお話ししたいと思います。


埼玉県硬筆展とは?

埼玉県硬筆展覧会は、埼玉県独自の取り組みです。
小・中・高校生が、鉛筆や水性ペンなどで作品を書き、学校ごとに選ばれた作品が展覧会に出品されます。

埼玉県で育った方にはなじみ深い行事かもしれませんが、実は全国的なものではありません。
他の地域から引っ越してきたご家庭では、「書写の授業で硬筆展の練習?」と戸惑う方も少なくありません。

私が子どもの頃は、クラスごとに「硬筆展の選手」が選ばれて、放課後や家庭でもたくさん練習していました。
今では選手の選び方や練習の進め方も少しずつ変わっていますが、「ていねいに文字を書く力を育てる」という目的は変わっていません。

埼玉ならではのこの取り組み、私たちも楽しく、前向きに取り組んでいきたいですね。


令和7年度 埼玉県硬筆展覧会 参考手本課題語句

今年度(令和7年度)の埼玉県硬筆展覧会の課題語句は、こちらです。

■ 小学1年生
つき ほし よぞら

■ 小学2年生
休みの 日に 犬の さんぽを しました。
土手で きれいな 花を 見つけました。

■ 小学3年生
五月十二日(月)
土がもり上がって、ホウセンカのめが出てきた。
どんな色の花がさくのかとても楽しみだ。

■ 小学4年生
青い空を見上げた
「まぶしいな。」
思わず目をつぶる
ギラギラの太陽
今日も一日
暑くなりそうだ

■ 小学5年生
日本は、海に囲まれた島国です。豊かな漁場がたくさんあり、
わたしたちの食生活と深く関わっています。
みんなできれいな海を守っていきましょう。

■ 小学6年生
心のこもった手紙、美しい文字の伝言メモなどは、
生活にうるおいと安らぎをもたらします。
手書きの文字には、書いた人の心が表れます。
文字を正しく整えて書くことを心がけましょう。


もじもじ教室での取り組み

もじもじ教室では、埼玉県硬筆展に向けた練習にも取り組んでいます。
学校で出される課題語句に合わせて、それぞれのお子さんに合った練習を進めていきます。

教室では、5月15日ごろに学校からお手本が配られた後、本格的に硬筆展の練習をスタートする予定です。
それまでは、通常通り、毛筆の練習や基本的な硬筆練習を続けています。

お手本が配布され次第、小学生の生徒さんは全員、硬筆展の練習に取り組んでいきます。
練習に取り組む際、もじもじ教室では「単にきれいな字を書くこと」だけを目標にはしていません。
「自分史上最高の出来」を目指そう、そんな声掛けをしながら、それぞれの成長に寄り添っています。

目指すゴールは生徒さん一人ひとり違います。
硬筆展の選手を目指して頑張る子もいれば、自分なりの課題を乗り越えたい子もいます。
それぞれのペースを大切に、楽しく、前向きにチャレンジしていきます。


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硬筆展の練習が始まると、学校でも、家でも、少しずつ「字」に向き合う時間が増えていきます。
もじもじ教室では、ひとりひとりのペースを大切にしながら、「自分史上最高の出来」を目指して、楽しく、前向きに取り組んでいきます。

小学校1年生にとっては、初めての硬筆展になるかもしれませんね。
2年生以上のお子さんたちも、これまでの経験をもとに、それぞれの新しい目標に向かって進んでいきます。

結果だけにとらわれず、練習を通して、ていねいに書くことの喜びや、自分に挑戦する気持ちを育てていきたいと思っています。

これから練習が本格的に始まります。
一歩ずつ、一緒にがんばっていきましょう!