書くことで見えてくる変化:硬筆展作品ギャラリー【第三会場】

こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。
今回は、「埼玉県硬筆展に向けた練習の記録ギャラリー」シリーズの第3弾です!

今回も、子どもたちが清書まで取り組んだ作品をビフォーアフターでご紹介します。
左が練習を始めた頃に書いたもの、右が最後に清書した作品です。
清書用の紙(クリーム色)に変わると、気持ちも引き締まり、一文字一文字に集中して書いた様子が伝わってきます。

それでは、子どもたちの変化と成長の記録をご覧ください。


小学4年生

一文字ずつの形が安定し、全体がまとまって見えるようになりました。
特に「青い空を見上げた」の行は、縦のラインがしっかりそろって美しいです。


小学5年生

線の濃さと字の大きさに安定感が出て、読みやすい作品になりました。
最後まで落ち着いて書ききったことがよく伝わってきます。


小学5年生

文字のバランスが整い、文の流れがなめらかに感じられるようになりました。
「漁場がたくさんあり、」の部分が、まとまっていて美しいです。


小学4年生

一画一画が濃くはっきり書けるようになり、のびのびとした印象になりました。
漢字の始筆がしっかりと美しく、ひらがなも素直でやわらかい線で書けています。


小学4年生

ひらがなと漢字の大きさのバランスが良くなり、全体が引き締まりました。
「今日も一日」がすっきり整って、気持ちのこもった清書になっています。


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“書く”ことを通して気づく力と変化

毎回、こうして作品を並べてみると、目に見える変化だけでなく、
一文字一文字に、集中して取り組んだ様子が表れています。

どの子も、自分なりの「ここまでやりたい」という気持ちを持って清書に挑んでくれました。
うまくいかない日も、もう一度やってみようとした日も、すべてがこの1枚につながっています。

今回の作品も、そんな子どもたちの積み重ねが見えるものばかりです。