清書までの成長を見てみよう!硬筆展に向けた練習の記録ギャラリー(第2会場)

こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。
今回は、前回ご紹介した「硬筆展の作品ギャラリー」の第2弾です。

教室では、一枚目に書いた練習作品から始まり、何度も書き直しながら清書へと仕上げていきます。
左が初めての練習作品、右が仕上げた清書です。
白い紙から、クリーム色の紙へと変わっているのも、完成への歩みの一つです。

今回ご紹介する作品も、力強く、整って、最後までていねいに書きあげたものばかり。
お子さんたちの頑張りを、どうぞご覧ください!


小学6年生

練習後は、漢字とひらがなの大きさのバランスが整い、落ち着いた印象になりました。
線に安定感があり、堂々とした作品に仕上がっています。特に最後の行まで、気を抜かずていねいに書けています。


小学4年生

文字のかたちに安定感が出て、読みやすさが増しました。
「ギラギラの太陽」のような力強い表現が、しっかり伝わってきます。


小学4年生

文字の大きさがそろい、縦の流れがなめらかになりました。
鉛筆の入り方、止め、はね、払い、線一本一本が丁寧に書けています。「小四」とお名前も美しく書けていました。


小学6年生

一文字ずつに流れるような美しさが加わり、落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
最後の「書くことを心がけ…」の行が、特にていねいに書けています。


小学4年生

筆圧が安定し、線に自信が感じられるようになりました。
「今日も一日」がすっきり整っていて、名前までしっかり丁寧に書けています。


小学3年生

濃さと線の強さが加わり、はっきりと伝わる字になりました。
「どんな色の花がさくのか」が、特に形よく整えられています。


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比べて見える、子どもたちの成長

こうして並べてみると、初めて書いた作品 → 清書の作品、
書く線に力が出て、全体がぐっと整って見えるようになっているのが伝わってきます。

清書までの道のりには、うまくいかない日も、悔しい思いをした瞬間もあったはず。
それでも、自分で納得できるまで書き続けたからこそ、この一枚にたどり着いたのだと思います。

今回の作品も、見てくださる方の心に届いたら嬉しいです。