【毛筆お手本】「団子」「饅頭」を書こう!上尾で楽しく学ぶ書道のコツ

こんにちは!上尾市の書道教室もじもじ✏︎のかどいです。

今回のお手本は「団子」と「饅頭」!クラスの仲良し4年生男子が、自分たちの課題として選びました。習字の課題としては珍しい言葉ですが、こういう遊び心のある題材も楽しいですよね。

普段の書道ではあまり見かけない言葉ですが、二人の生徒さんが「これを書いてみたい!」と思って選んだものです。

お習字教室もじもじでは、生徒自身が練習する言葉を選ぶスタイルを大切にしています。今回は「団子」と「饅頭」、どちらも個性が光るナイスチョイスでした。

それでは、この二つの漢字を上手に書くためのポイントを、詳しく解説していきます!

1. 『団子』と『饅頭』を毛筆で書く楽しさ

今回は4年生の男子二人が「団子」と「饅頭」という課題を選びました。

食べ物の名前を習字で書くのは、ちょっとワクワク、特別な感じがしますよね。

  • **「団子」**はシンプルな形で、基本の筆使いをしっかり練習できる字。
  • **「饅頭」**は画数が多く、バランスを考えながら書く楽しさがあります。

同じ食べ物の名前でも、書き方のポイントはまったく違います。次のセクションで、それぞれのコツを詳しく見ていきましょう!

2. 『団子』を書くときのポイント

(1) 漢字のバランスを整える

「団子」は比較的シンプルな漢字ですが、バランスを意識することで、より整った字になります。

  • 「団」:「寸」の上下の空間を均等にする
  • 「子」:中心線を意識し、横線を高めの位置にそろえる

このポイントを押さえると、字が引き締まり、美しく見えます。

(2) 筆使いのコツ

筆の運び方を工夫すると、より力強い印象になります。

  • 「団」:2画目の折れをしっかりと止める
  • 「子」:ハネは3つのステップで書く
    ① 縦線をまっすぐ下ろす
    ② 左下にずらして跳ねる準備をする
    ③ 横に素早くハネる

この流れで書くと、動きがありながらも形が整った「子」になります。

3. 『饅頭』を書くときのポイント

(1) バランスを意識する

「饅頭」は画数が多いため、全体のバランスを取ることが大切です。特に、左右の比率を意識しましょう。

  • 「饅」:「食」+「曼」で構成されており、左右の比率は4:6が理想的。
  • 「頭」:「豆」+「頁」の組み合わせで、こちらも左右4:6の割合を意識するとまとまりが良くなります。
  • どちらの漢字も、左右のパーツがバラバラにならないように、少し内側に寄せてまとめるときれいに見えます。

(2) 線の太さと細さを調整する

画数が多い漢字では、線の太さをコントロールすることで、見やすく、美しい仕上がりになります。

  • 「饅」も「頭」も横画が多いため、横の線は細くつめて書く。
  • 縦の線は、少し太めにすると字がしっかりと見える。
  • 「口」の形に注意
    • 横に長い「口」 → 縦画を内側に入れる
    • 縦に長い「口」 → 縦画をまっすぐ下ろす

細かい部分を意識することで、字のバランスがさらに整います。

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今回は、4年生の男子二人が選んだ「団子」と「饅頭」を毛筆で書くポイントを紹介しました。

  • **「団子」**は、基本の筆使いを意識してバランスを整えることが大切。
  • **「饅頭」**は、画数が多いため、左右の比率や線の太さを工夫すると書きやすくなる。

お習字は、書く文字によって難しさや楽しさが変わります。食べ物の名前のような身近な言葉も、字の形を考えながら書くと、新しい発見がありますよね。

お習字教室もじもじでは、生徒が自分で書きたい言葉を選んで取り組むことを大切にしています。今回の「団子」と「饅頭」のように、楽しく学べる課題を通して、もっと書道を好きになってもらえたら嬉しいです!

次はどんな言葉に挑戦するのか、楽しみにしています!