こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。
この記事では、「そろそろ何か習い事を…」と考え始めたご家庭に向けて、書道教室の選び方と体験レッスンまでの流れをご紹介します。
上尾市内でも、スイミングや英語、ピアノなど、選択肢は本当にたくさんありますよね。私も小学生の子どもを育ててきた経験があるので、「この子は何をやるのがいいのだろう?」「ちゃんと通えるかな?」と迷う気持ちはとてもよくわかります。
私自身は書道教室を運営していますが、「書道が一番いいですよ!」と強く勧めたいわけではありません。それぞれのご家庭のペースやお子さんの性格に合う習い事を、じっくり選んでほしいと思っています。
その中で「書道って、どんな習い事?」「習字教室の体験に行ってみたいけど、どんな流れなの?」と気になったときに、このページが少しでも参考になれば嬉しいです。
習い事を選ぶとき、親が気になるあれこれ
習い事を始めようと思ったとき、まず最初にぶつかるのが「何を選ぶか」という悩みではないでしょうか。
私自身、小学生の子どもを育てていたころ、まさにそうでした。周りのお友達がいろいろな習い事を始める中で、「うちの子にも何かさせた方がいいのかな?」「でも、続けられるだろうか…」と迷っていました。
親が気になるポイントは、こんなところではないでしょうか:
- 楽しんで通えるかどうか
- 家庭とのバランス(宿題や習い事の掛け持ち・送迎)
- 教室の雰囲気や先生の指導の仕方
- はじめてでも大丈夫かどうか
そして、子ども本人の「やってみたい」「楽しそう」という気持ちがあるかどうかも、とても大切です。
書道は、静かに集中できる時間が取れる習い事のひとつです。ゲームやYouTubeのように「刺激が強い」時間が増えやすい今の子どもたちにとって、筆を持って一画一画と向き合う体験は、とても貴重だなと私は感じています。
字がきれいになるのはもちろんですが、それ以上に「自分と向き合う練習」になる。そんな声も保護者の方からいただいています。
書道教室ってどんなところ?
「書道教室って、どんなことをするんだろう?」
初めての方にとっては、学校の授業との違いがよくわからないこともあるかもしれません。
学校の「書写」「かきかた」の時間では、月に数回、毛筆や硬筆の授業がありますが、時間が限られているため一つひとつの動きや姿勢にじっくり取り組むのは難しいのが現実です。
また、学校では「ここの線をこれから一緒に書くよ」という一斉的になりがちなところを、もじもじでは「どんな字を書きたい?」と子ども自身に選んでもらうことやその子に合う声掛けをすることも大切にしています。
たとえば、もじもじでは以下のような内容で練習を進めています
- 硬筆(鉛筆で書く練習):学年ごとの漢字とひらがな、とめ・はね・はらいを丁寧に確認
- 毛筆(筆で書く練習):基本の点画から、四字の作品へ
- 「今日はこの字を書いてみたい!」という自由課題
- 学校の硬筆展・書き初めへの対策
子どもの性格やその日の気分によって、集中力ややる気も違いますよね。
だからこそ、「その子がどんなふうに取り組めそうか?」を見ながら、必要に応じて声かけや内容を調整していくようにしています。
字が得意な子も、ちょっと苦手な子も、「できた!」を重ねながら、それぞれのペースで進めることができるのが、書道教室の良さだと感じています。
体験レッスンの流れと教室の選び方
「書道をやってみようかな」と思ったとき、気になるのは“最初の一歩”ではないでしょうか。
特にお子さんが習い事自体が初めてだったり、書道にあまり馴染みがなかったりすると、なおさら不安は大きくなるものです。
もじもじでは、体験レッスンは次のような流れで行っています。
- お問い合わせ・申し込み(メール・フォーム・LINEなど)
- 日程調整とご案内(空き時間やご希望を伺いながら)
- 当日の持ち物は特になし(道具はすべて教室で用意)
- 教室での体験(保護者の方も一緒にご覧いただけます)
- レッスン後、ご希望に応じてご説明やご質問の時間
1回の体験で「楽しかった!」「もうちょっとやってみたい!」と感じてくれる子もいれば、「今日はちょっと緊張した」という子もいます。どちらも大切な反応です。
保護者の方が体験レッスンを見守る中で、注目していただきたいポイントは以下のようなところです:
- 先生の声かけや雰囲気は、うちの子に合いそうか
- 他の子どもたちはどんな様子か(静か?にぎやか?)
- 「字を書く」以外の部分で、子どもが楽しめそうか
よくいただく質問もいくつかご紹介します:
Q. 字が苦手なんですが、大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です!「苦手だからこそ来てほしい」と思っています。
Q. 今から始めても、遅くないでしょうか?
A. 書道に「遅い」はありません。どの学年からでも、できること・伸びることがあります。
Q. 硬筆だけでも通えますか?
A. はい、コースはご希望に応じて選べます。まずは試してみてから決める方が多いです。
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習い事は「通わせる」より「応援する」感覚で
書道教室に限らず、習い事を始めるときは「続けられるかな?」「合わなかったらどうしよう」と、親も子も少し緊張するものですよね。
でも、大切なのは「最初から完璧にやれるかどうか」ではなく、
**「やってみてどう感じるか」「そのあとどうするかを一緒に考えること」**だと、私は思っています。
書道は、他の子と比べずに自分のペースで取り組める習い事です。
失敗してもやり直せるし、「この一枚、よく書けた!」という達成感が、少しずつ子どもに自信を育ててくれます。
はじめの一歩がちょっとでも前向きなものになるように、私たちも体験レッスンでは「できたところ」を大切にして、お子さんの様子を一緒に見守っています。
もし、「ちょっと気になるな」「一度見てみようかな」と思ったら、どうぞ気軽にお声がけくださいね。

こんにちは!ブログにお越しくださりありがとうございます。
埼玉県上尾市で「もじもじ」というお習字教室を運営しています。
「うちの子、もっときれいな字を書けたらいいのにな」
「子どもの時期に、習い事で自信をつけさせてあげたい」
――そんな親御さんの思いに寄り添いたい。これが、私がこの教室を始めた理由のひとつです。
実は私、中学校の教員として子どもに教えていた経験があります。
子どもたちの書写の授業に携わる中で、字を思うように書けるようになる楽しさや、学びを通じて得られる喜びをもっと深く多くの子どもに伝えたいと思うようになりました。
特別才能があるわけではない私が、社会人になってから本格的に書道を学び始め、2025年で教室は12年目を迎えます。
教室のロゴに描いた色とりどりの◯は、それぞれ違う色を持つ子どもたちの個性を表しています。
一見同じように見えても、よく見ると違う。それは、子どもたち一人ひとりが持つ「その子らしさ」と同じです。
通ってくれる子どもたちが、学ぶことを楽しみながら成長していける場にしたい。
そのために、その子のペースを大切に、丁寧に、わかりやすく教えることを心がける。
ーー「もじもじ」は、習字を通して一人ひとりが自信を持ち輝ける教室を目指しています。
お習字のこと、お子さんのこと、どうぞお気軽にご相談ください!