習字教室に通うと字はどれくらい変わる?先生が見てきた子どもの変化

こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。

体験に来られる親御さんから、よく聞かれる質問があります。

「習字教室に通うと、字はどれくらいで変わりますか?」

子どもの字が気になって習字を検討している方にとって、

これはとても気になるところですよね。

実際に教室で子どもたちを見ていると、

字の変化にはいくつかの段階があります。

すぐに劇的に変わるわけではありませんが、

少しずつ変わっていく様子を見ることはよくあります。

今日は、これまで教室で見てきた経験から、

習字教室に通うとどんなふうに字が変わっていくのかを、

大まかな目安とともにお話ししてみます。


通い始めて3ヶ月:まず変わるのは「書き方」と「気持ち」

習字教室に通い始めて、まず変わるのは

字そのものというより、書き方です。

多くの子どもは、最初はとても早く書きます。

学校では板書を写したり、プリントを書いたりと、

どうしてもスピードが優先になる場面が多いからです。

教室ではまず、

・ゆっくり書く

・お手本を観察して書く

ということを繰り返し練習します。

すると、だいたい3ヶ月くらい経つころに、

子どもの様子が少し変わってきます。

字を急いで書くのではなく、

時間をかけて書こうとする姿勢が見えるようになるのです。

そしてもう一つ、私が大きいと思っている変化があります。

それは

「自分もできるかもしれない」

という気持ちが生まれることです。

最初は

「丁寧に書いてるけど、実際はこんなもん」

そんなふうに話す子もいます。

でも、線の書き方や形のコツを少しずつ覚えていくと、

「こうすると書けるんだ」

「前より上手に書けたかも」

と感じる瞬間が出てきます。

そのとき、子どもの中に

「自分もできるかもしれない」

という小さな期待が生まれます。

私は、この気持ちの変化が

字が上達していくための大事な第一歩だと思っています。


通い始めて半年〜1年:字の形が分かってくる

通い始めて半年から1年くらい経つと、

今度は字そのものの変化が見えてくることが多くなります。

この頃になると、子どもたちは

・字の形

・文字のバランス

・線の向き

などを少しずつ覚えていきます。

すると、保護者の方からこんな声をいただくことがあります。

「ノートの字が変わりました」

「名前がきれいに書けるようになりました」

教室で練習している字だけでなく、

普段のノートや学校の字にも変化が出てくる時期です。

埼玉県の小学校では、

初夏に硬筆展、冬に書き初め展があります。

学校で作品を書く機会があるため、

そのときに子どもの字の変化を感じる親御さんも多いようです。

作品を見た保護者の方から、

「とても上手に書けていました」

「賞を取れて子どもが喜んでいました」

そんなメッセージを、写真付きで送ってくださることもあります。

教室で練習してきたことが、

学校での作品につながる瞬間を見ると、

私もとても嬉しく感じます。


その先の上達には個人差があります

半年〜1年ほどで字の変化を感じることは多いですが、

その先の上達にはかなり個人差があります。

1年ほどでぐっと上達する子もいれば、

字の癖が抜けて整って書けるようになるまでに

2〜3年かかる子もいます。

字には、それぞれの子どもの癖があります。

例えばよく見られるものとしては

・横線が少し下がり気味になる

・縦線がやや左に寄ってしまう

・はらうところを止めてしまう(硬筆)

といったものがあります。

ただ、こうした癖は

その子らしい字でもあります。

どこか愛おしく感じる部分でもあって、

癖があること自体がすべて悪いというわけではありません。

ただ、字は誰かに読んでもらうものでもあります。

・読みにくいと感じさせてしまう

・雑に書いているように見えてしまう

そうなるのは少しもったいないことです。

教室では、その子の字の良さを大切にしながら、

「見たい」「読みたい」と思ってもらえる字

になるように、少しずつアドバイスをしています。


習字教室って意味あるの?と感じたときに

インターネットで「習字」と検索すると、

「習字は意味ない」という言葉を見かけることもあります。

確かに、習字を習ったからといって

すぐに劇的に字が変わるわけではありません。

ただ、教室で子どもたちを見ていると、

字の形が整うことだけではなく

・丁寧に書く習慣

・字を見る力

・自分で直そうとする姿勢

こうした力が少しずつ育っていくのを感じます。

字を書く機会は、大人になっても続きます。

ノートや提出物、手紙やメモなど、

人に読んでもらう字を書く場面は意外と多いものです。

そのときに

「見やすい字を書こう」

と思えることは、子どもにとって大きな力になると感じています。


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字が変わるだけではなく、子どもの気持ちも少し変わる

「習字教室に通うと、字はどれくらいで変わりますか?」

という質問には、

はっきりした期間をお伝えするのはなかなか難しいものです。

ただ、教室で子どもたちを見ていると

・3ヶ月くらいで書き方が変わる

・半年〜1年で字の形が整ってくる

という変化は、よく見られます。

保護者の方が一番喜ばれるのは、やはり

「字がきれいになりました」

という変化です。

ノートの字が読みやすくなったり、

名前がきれいに書けるようになったり。

そんな報告をいただくと、

私もとても嬉しく感じます。

一方で、教室で子どもたちを見ていると、

もう一つ感じる変化があります。

それは

「自分もできるかもしれない」

という気持ちが少しずつ育っていくことです。

最初は自信がなかった子が、

練習を重ねる中で

「前より上手に書けた!この字が一番好き」

そんなふうに話してくれることもあります。

また、教室の時間を

楽しくて安心できる場所と感じてくれる子も多いようです。

字を書くことを通して、

少しずつ自信が育っていく。

その様子を見ることができるのは、

私にとってもとても嬉しい時間です。

もしお子さんの字が気になっているなら、

一度、習字教室の様子を見てみるのも一つの方法かもしれません。

字を書く時間が、

子どもにとって前向きな時間になるように。

そんな思いで、教室で子どもたちと向き合っています。