夏休みの課題が仕上がってきました

こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。

夏休みも残り少なくなってきましたね。

教室でも、子どもたちがそれぞれに取り組んできた夏休みの課題が少しずつ仕上がってきています。

練習した作品の中から、自分で「これが一番!」と思う一枚を選ぶときの表情は、どの子もとても満足そう。

字の上手さだけではなく、「自分で決めた」という気持ちが、子どもたちにとって大切な経験になっているように感じます。


課題に向き合う子どもたち

夏休みの課題に向き合う姿は、一人ひとり違います。

何度も書き直したり、「もう一回だけ書いてみる!」と最後まで粘る子もいれば、早くお気に入りを決めてしまう子もいます。

教室には、ふわっとした空気と集中した空気が入り混じっています。

黙々と筆を動かす子の隣で、「これ、前より上手く書けたかな?」と小さな声がもれることも。

時折「できた!」と嬉しそうな声が聞こえるのも、この時期ならではの光景です。

普段はそれぞれが違う課題に取り組んでいますが、夏休みの課題は学年ごとに決まっています。

だからこそ、自分の学年だけでなく、他の学年の課題にも子どもたちは関心を寄せます。

「3年生のひらがな4字 “たねまき” って難しそう」

「4年生の “結実”、糸編が大変そう」

「5年生の “流れる雲”、 ‘れ’ と ‘る’ が入ってる!難しそう〜」

「6年生の “生命の源”、名前を書く場所の確保めちゃ大変!」

自分以外の学年の文字に思いを馳せながら、皆が我が事のように話す様子はとても素晴らしいなと思います。

小学生がこうして自然に互いを想像し合えるのも、この教室ならではの風景のひとつです。


お気に入りを選ぶ瞬間

仕上がった作品の中から、自分で「これが一番!」と思う一枚を選ぶ時間があります。

字の形や大きさにまだばらつきがあっても、「これなら出せる」と納得できる一枚を自分で決めることが大切です。

その瞬間の子どもたちの表情は、とても満足そう。

「これがいい!」と迷いなく差し出す子もいれば、「こっちとこっち、どっちにしようかな」とじっくり比べる子もいます。

先生の目から見ると、どちらが整っているか、どちらが見栄えするか…と気になることも正直あります。

けれど「自分で選んだ」という気持ちがあることで、子どもたちは一層その作品に愛着を持つようです。

その納得の表情を見ると、「習字は字をきれいに書くことだけじゃない」とあらためて感じさせられます。


字の上達だけじゃないもの

夏休みの課題を通して見えるのは、字の上達だけではありません。

「どの一枚を提出するか」を自分で考えて決める姿には、子どもたちの小さな成長が表れています。

何度も書き直したあとで「もう一回だけ!」と挑戦する気持ち。

友達の学年の課題を想像しながら「大変そうだね」と話す想像力。

そして最後に「これでいく」と自分の一枚を選びきる決断。

その一つひとつが、習字というツールを通して得られる経験なのだと思います。

字をきれいに書くこと以上に、挑戦したり、比べたり、納得して選んだりする過程こそが、子どもにとっての大事なきっかけになっているのだと感じます。


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夏休み課題を通して感じたこと

夏休みの課題は、字を仕上げるだけのものではありません。

子どもたちは、書き直したり、比べたり、最後に「これでいい」と納得することで、自分なりの達成感を味わっています。

親としては、仕上がった字のきれいさについ目がいってしまうかもしれません。

でも、その一枚にたどり着くまでの「やりきった気持ち」や「自分で決めた経験」こそが、子どもにとって大切な財産になるのだと思います。

習字は、そのきっかけをつくるツール。

この夏の経験が、子どもたちの中に小さな自信として残ってくれたら嬉しいです。