春からの習い事に習字ってどう?保護者のリアルな3つの疑問にお答えします

こんにちは!上尾市の習字教室✏︎もじもじのかどいです。

「春から何か新しいことを始めたいな」と思っている親御さんも多い時期ですね。中でもよくご相談いただくのが、「習字って実際どうなの?」というお悩み。

「字はきれいになるの?」「他の習い事と両立できる?」「いつから始めたらいいの?」など、習い事としての習字に興味はあるけれど、イメージが湧かなくて迷っている方も多いようです。

今日は、実際に保護者の方からよく聞かれるリアルな3つの疑問について、習字教室の視点からお答えしていきます!


【疑問①】字がきれいになるって本当?どれくらいで効果が出るの?

これは一番よく聞かれる質問です。「何ヶ月通えば字が変わりますか?」「本当に見た目でわかる変化がありますか?」といった具体的な声もあります。

たしかに、劇的に変わるお子さんもいれば、少しずつ丁寧さが増していくタイプの子もいます。でも多くの子に共通しているのは、「字をよく見る力」が育ち始めること。

最初は、お手本を見ても「なんとなく書く」だけだった子が、「この線、ちょっと曲がってるな」「ここ、もう少し長くしたい」と、自分の字を客観的に見られるようになってきます。

その変化が、ゆっくりでも確実に“きれいな字”へとつながっていくんです。

【疑問②】他の習い事との両立、大変じゃない?

「すでにスイミングやピアノ、学習塾に通っていて、これ以上習い事を増やすのは大変かも…」という声もよく聞きます。時間のやりくり、親としては悩みどころですよね。

習字教室は一般的に週1回のところが多いですが、教室によって通い方や時間のスタイルが異なります。
たとえば、「◯時から◯時まで」と時間が決まっている教室もあれば、決まった曜日の中で「この時間内ならいつ来てもOK」という自由なスタイルの教室もあります。

また、「週に1時間程度で本当に身につくのかな?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、**大切なのは時間の長さよりも“どう書くか”と“続けること”。**短時間でも、集中して取り組めば、しっかりと力がついていきます。

ご家庭の生活リズムやお子さんの性格に合った教室を選ぶためにも、まずは**通える範囲にどんな教室があるかを調べてみることをおすすめします。**教室によっては見学や体験ができるところもありますよ。

ちなみに、もじもじでは曜日と時間が決まっています(詳しいスケジュールはこちら)。
。毎回1時間ほどのレッスンで、ほとんどのお子さんが学校や他の習い事との両立をしながら通ってくれています。時間が決まっているからこそ、生活リズムの中に組み込みやすいという声もいただいていますよ。

【疑問③】習字って何歳から始めるのがいいの?年長でも早すぎない?

「年長なんですが、習字を始めてもいいのでしょうか?」
「小学校高学年からでも遅くないですか?」
こんなふうに、始めるタイミングについてのご相談はとても多いです。

私の答えはいつも同じです。
「その子が“やってみたい”と思ったときが、いちばんの始めどき」です。

お子さんが字を書くことに興味を持ち、「書いてみたい」「もっと上手になりたい」と感じたとき、その気持ちを大切にしてあげるのが一番。年長さんでも、小学3年生でも、高学年でも、それぞれのタイミングで習字を始める意味があります。

ちなみに、もじもじでは毛筆は小学生からになります。
年長さんの場合は、硬筆(鉛筆)から始めることができますので、いきなり筆を持つのが不安なお子さんでも、無理なくスタートできます。

ただ、「うちの子、自分から“習字やってみたい”なんて言わないんですよね…」という声もよく聞きます。
実際、やってみたい気持ちがあっても、言葉にするのは難しかったり、きっかけがつかめないお子さんも多いもの。
そこで、親御さんが「通ってみる?」と声をかけてあげるのにぴったりのタイミングをいくつかご紹介します。


📌声かけのチャンスになる3つのタイミング

  1. 学年が変わる「春」
     時間割や下校時刻が変わる時期は、生活のリズムが一新されるので、新しいことに挑戦しやすいタイミングです。
     「せっかくだし、何か始めてみる?」と自然に話題にしやすくなります。
  2. 学校の書写が話題になるとき(埼玉県では5月の硬筆展・11月からの書き初め展)
     授業や宿題で毛筆や硬筆の練習が増えると、子ども自身も「うまく書きたい」「もっと上手になりたい」と感じやすくなります。
     そんなときに「ちょっと習ってみる?」と声をかけると、素直に受け入れやすくなります。
  3. 小学校の漢字ノートに“花まる”を見つけたとき
     たったひとつでも花まるがついていたら、すかさず一緒に喜びましょう!笑
     「字をほめられた」「認められた」という経験は、自信とやる気のもとになります。
     「もっと花まる増やしたい?」「そしたら、ちょっと練習してみる?」という声かけは、とても自然で前向きなきっかけになります。

こうした日常の小さなチャンスを見逃さず、お子さんの「やってみたい」の芽を親子で育てていけたら素敵ですね。

おわりに|「ちょっと気になる」が始めどき

習字ってどうなんだろう?
うちの子にも合うかな?
春はそんなふうに、新しい一歩を考えるタイミングでもあります。

でも、習字は無理に始めるものではありません。
大切なのは、「ちょっとやってみたいな」「やってみたらどうかな?」という気持ちの芽を大切にすること

親として「今ならいいかも」と感じるときに、そっと声をかけてあげることで、お子さんの中に眠っていた興味が動き出すこともあります。

もじもじにも、いろんなタイミングで通い始めたお子さんがいます。
年長さんで鉛筆から始めた子、小学生になってから毛筆に挑戦した子、高学年で「もっと字をきれいにしたい」と思って始めた子…。みんな、自分のペースで書くことを楽しんでいます。

「やってみたい」も、「どうしようかな」も、どちらも大切な気持ち。
もし今、少しでも習字に興味を持たれているなら、ぜひ気軽にご相談くださいね。
体験や見学もいつでも受け付けています✏️

お子さんにとって、「やってみてよかった!」と思える春になりますように。