こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。
低学年の親御さん、家で宿題を見ていると、「もっと丁寧に字を書いてくれたらいいのに…」とつい声をかけたくなること、ありますよね?私も自分の子どもの書く字を見て、「もっと丁寧に〜」と何度言ったことか…
実は、丁寧に書くためには、ただ時間をかけてゆっくり書くのではなく、「観察する力」と「お手本の見方」を身につけることがとても大切です。今日は、この観察する力を活かして自然と丁寧さが身につく書き方のコツをお伝えします。お子さんの「書く楽しさ」を引き出しながら、字を上達させる方法を一緒に学んでいきましょう!
お手本を見る力が「丁寧さ」を育てる理由
丁寧に書くとは、ただゆっくりと書くことではありません。一文字一文字をしっかり観察して、「どう書けば整った字になるのか」を考えながら書くこと。そのための第一歩が、「お手本を見る力」を磨くことです。
お手本を見る際に意識してほしいポイントを、いくつかご紹介します。
- 線の「動き」を目で追う
お手本を見て、線がどの方向に動いているのかをじっくり確認しましょう。早く書こうとすると、線の出発点や止めるべき場所を見逃してしまうことがあります。線の始まりと終わりを丁寧に意識するだけで、書きやすくなりますよ。 - 一画ずつ「描くように」書く
文字を書くのではなく、絵を描くような感覚で一画ずつ丁寧に書くと、自然と筆やペンの動きが安定します。焦らず一画ずつ仕上げていくことが大切です。 - 「全体」と「部分」に目を向ける
文字全体のバランスを意識しながら、部分ごとの細かな形や空間にも注目してみてください。この視点の切り替えを繰り返すことで、より丁寧に書けるようになります。
ゆっくり書く練習を取り入れる方法
お子さんがゆっくり丁寧に書けるようになるためには、「書きやすい環境」を整えることが効果的です。以下の方法を試してみてください:
- 「時間制限」をなくす
「急いで書きなさい!」というプレッシャーをかけられると、どうしても雑になりがちです。「ゆっくり書いていいよ」と声をかけるだけで、心に余裕が生まれ、観察しながら書けるようになります。 - 部分ごとの練習を楽しむ
一文字全体を書くのではなく、「この部分だけ集中してみよう」と提案してみてください。例えば、難しい「はね」や「とめ」など、特定の部分にフォーカスして繰り返し練習するだけで、大きな成長につながります。 - 振り返りタイムを設ける
書いた文字を見ながら「ここが上手になったね」「次はこうしてみよう」とポジティブに話し合う時間を作ると、お手本を見る力と丁寧さがさらに高まります。
丁寧に書くためのポイントは、「観察すること」にあります。一画ずつじっくりと観察しながら取り組むことで、文字の整い方が変わり、書くことの楽しさがさらに広がります。ぜひお子さんと字を書くことを楽しんでみてください。
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知人から「子どもに字を教えてくれない?」と誘われたのがきっかけで教室を始め、今年2025年で12年目になりました。
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